帝岩山
草原とつつじ屋根に輝く帝王の強さが感じられる山
王の岩山という意味の帝岩山は、帝王の「帝」字型の3階建ての形で、高さ30mほどの岩がそびえている。数十人が一堂に座ることができるが、この頂上の岩に向かって周囲の岩と峰が丁寧にお辞儀をしているような形をしていることから王の岩(帝岩)と呼び、この山を「帝岩山」と呼ばれるようになったそうだ。帝岩山の見どころは、正南津の暖かい風のおかげで、4月下旬から5月中旬まで咲く華やかなピンク色の自生つつじである。帝岩山は南道一番のつつじ群落地で、毎年5月になるとつつじが山全体を赤く飾り、つつじ祭りが開かれる。
- 位置:長興郡長興邑錦山里山28
- お問い合わせ:登山路061-860-6082、つつじ祭り061-860-5771
一幅の絵のような山に登る
そびえ立つ頂上は、果たして「王の岩」という名前に似合う姿をして、その両側の稜線も力強く伸びている。帝岩山の頂上は近寄れば近寄るほど、もっと力強くそそり立ち、周辺には奇妙な形の岩が続々と現れる。頂上は、帝岩壇として古くから雨乞いのお祈りをした場所で、宝城と長興だけでなく、高興、康津、霊岩、遠くまでは光州の無等山も眺めることができる湖南正脈の展望台といえる。
山行コース
- コース1:駐車場→ゴムジェ→石塔棒→頂上(3.1km/1時間30分)
- コース2:駐車場→ガンジェ→つつじ群落地→ゴムジェ→石塔棒→頂上(5.8km/2時間40分)
- コース3:駐車場→兄弟岩→石塔棒→頂上(2.4km/1時間20分)
- コース4:カムナムジェ→帝岩山頂上→ゴムジェ→ガンジェ→獅子山→パラグライダー場→安良面岐山里(11.7km/7時間)
- コース5:帝岩山休養林駐車場→ゴムジェ→頂上(2.0km/1時間20分)